美味しく食べよう!朝ごはん

みなさんこんにちは!

 

ジメジメした梅雨の季節になりましたね。

 

そんな雨の日でも爽やかに一日をスタートさせるため、

“朝ごはん”や“朝の過ごし方”を今回のトピックとしました。

 

さて、皆さんは朝の時間をどのように過ごしているでしょうか。

毎日せわしなく活動するなかで、朝食を食べる時間がない!と慌ててパンをかじるようなこともあるかもしれませんね。

 

ですが、目覚めて最初にする食事の取り方や朝の過ごし方によって、その日一日の活動の質は大きく変わってくると思います。

 

朝食を摂ることで、一日の活動スイッチがオンに切り替わり、脳や身体が活発に働き始めるためです。

 

反対に、朝食を抜いた状態で運動をした場合、スタミナ切れや貧血を起こしやすくなったり、集中力が弱まり、ケガやパフォーマンスの悪化に繋がりやすくなります。

勉強や仕事でも、同じことが言えますよね!

 

では、快適な一日をスタートさせるにはどのようなことを意識すればよいでしょう。

 

1.夜の過ごし方

 

朝食の話なのにいきなり夜の過ごし方?と思われるかもしれませんが、朝、快適に目覚めるためには、夜の過ごし方が大きく関わってくるのです。

 

具体的には、夜ごはんを就寝前2~3時間以内に終え、早寝・早起きを心掛けること がポイントです!

 

夜遅く寝る前の時間に、消化に負担のかかる重たい食事(揚げ物やお肉の塊など)を食べてしまうと、朝になっても食べ物を消化しきれなかったり、消化に体力をつかってしまい疲れが取りきれなかったりします。

 

とはいえ、塾やクラブ活動、お仕事の都合など様々理由で、どうしても食事が夜遅くなってしまう方も少なくないと思います。

 

そのような時は、夕方に軽いお食事を挟み、夜は消化に優しいお食事(スープや味噌汁とごはんなど)に切り替えるようにしてみてもいいでしょう。その場合も食後1時間程度はあけてから就寝できるとよいですね。

 

また、翌日がお休みだから・・とつい夜更かしをしてしまいがちですが、毎日出来る限り一定のリズムで早寝・早起きを心掛けます。

 

特に朝の時間に余裕ができると、朝食を準備してゆっくり食べるのも習慣化されていきますね。

 

2.朝起きてすぐの過ごし方

 

続いて、起床時の過ごし方についてです。

 

朝起きたての私たちの身体は空っぽの状態。その身体の内側を少しずつ目覚めさせていく必要があります。

 

そのためには、朝一番に口にするものはお水がよいでしょう!

 

ただ、お水を飲むのにも、すこしだけポイントがあります。

まず、お水を飲む前に歯磨きや舌磨き、うがいをして口内を清潔にするところからスタート!夜寝ている間に口内にたまった細菌を飲み込んでしまわないようにするためです。

 

続いてお水を飲むことで、少しずつ胃や腸を目覚めさせていきます。

ここで冷たいお水を一気にグビビ~!といきたいところですが、先にお話したように空っぽの身体にはじめて入るものなので、刺激を与えすぎもさけた方がよいのです。

 

まずはお水の温度ですが、季節や体調に合わせて変えると良いと思います。

秋~冬にかけては、沸騰させて少し冷ましたお白湯がおススメ。身体を内側から温めてくれ、食べ物を消化する準備が整います。

ですがこれからの季節は朝からむし暑くて、身体に熱がこもっていることも多いと思います。

特に子供はもともと体温が高いですよね。そのような場合は、常温の水をチョイスしてあげると良いでしょう。

 

適温のお水用意できたら、コップ一杯を一気飲み!ではなく、ちびちびと時間をかけて飲んでいきます。

その間に、着替えなどの身支度を済ませたり、軽い体操やストレッチを行うようにするのもいいでしょう!

 

そうしていくと、便通もよくなり、朝ごはんを美味しく食べる準備が整いやすくなります。

 

こうして準備が整ったら、いよいよお待ちかねの朝食タイム!

少し朝食を摂るのが楽しみになってくる、そのワクワクも味わっていただけるかと思います。

 

3.美味しい朝食の食べ方

朝ごはんは英語で“Break Fast”といいますね。

Fast つまり、断食状態Breakする、破るものなのです。

なので、

・消化に優しいもの

その上で、

・一日を元気に過ごすエネルギーを与えてくれるもの

が理想的だと考えます。

和食の場合

ご飯+焼き魚/卵焼き など

洋食であれば、トーストにビーンズのスープなど

一汁一菜用意出来れば十分です。

 

まずはきちんと食べきれる量を、一口につき30~50回を目標に”よくかんで食べる”ことを習慣にします。

 

咀嚼することは消化の働きを助けることはもちろん、脳に刺激を与え、活発化させてくれるのにも役に立ちます。

 

なお、お腹がすかない日や時間のない場合は、無理して多くの食事をかきこむのではなく、フルーツだけにする、ご飯の量を減らす、などで調整をすると良いでしょう。

 

例えば時間がなくて朝食をきちんと食べられず日中エネルギー切れを感じたならば、「あ~朝ごはんをちゃんと食べられなかったからだなぁ~」とお子さん自身が体感することも大切なのではないかと思います。

 

そのように、食事を摂ること/摂らないことで起きる自分の身体の調子やその原因を知るようになるからです。

そして、「次回から、夜のおやつは控えようかな。」「もう少しだけ早く寝て、朝10分早く起きようかな」といった具合に、自分に必要な食事の取り方とその準備を覚えていくことに繋がるのではないかと思います。

 

学校や運動に出掛ける前に、朝ごはんを美味しく食べることが出来ると、その日一日をより元気に、集中して過ごせるようになります!

 

食べるモノと同じくらい、食べるための準備や食べ方も、意識をしてみてくださいね。

 

 

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