小腸では、食べ物が最終的に消化され体内に栄養素を取り込む“吸収“が行われます。
小腸で栄養素を吸収されたのち、大腸では水分を吸収され便となって“排泄“されます。
“腸“は第二の脳と謳われるほど人の感情や体調に大きく結びついていると言われているため腸の働きを整えておくことは心身の健康を保つ上で大切な要素の一つです!
そんな腸の働きをしっかり機能させるポイントを確認しましょう!
生活リズムを整える
過度なストレスや睡眠不足などによる自律神経の乱れは腸の働きを鈍らせることに繋がります
十分な睡眠時間を取ることに加え早寝早起きを心がけることや適度な運動を取り入れることで、生活リズムを整えることが大切です!
朝一番にコップ一杯のお水
起きたての身体を目覚めさせ、腸に程よい刺激を与えてくれます
また便の柔らかさを保つために日頃の水分補給も大切ですが、一気にがぶ飲みしてしまうのも胃腸の働きを弱めることに繋がります。
1日の中で出来るだけこまめにコップ一杯ずつのお水をとるように心がけましょう!
腸内環境を整える食生活
動物性食品(肉・卵・乳製品など)に偏った食生活は腸内環境を乱す原因となりますので、」
まず第一にバランスよく様々な食品を食べること。
その上で 食物繊維の多く含まれる海藻類やキノコ類その他お野菜類も日常の食生活の中に取り入れていきましょう!
排泄物は汚いもの!?
食べ物を食べた後の最終プロセスが “排泄“(排便)ですね!
皆さんは日々自分の尿や便をチェックしていますでしょうか?
小学生のお子さまの中ではこうした自分の排泄物は汚いもの・恥ずかしいものというイメージを持っている方も多いかもしれません。
ですが実際にはこうした排泄物は私たちの体調のバロメーターとなりますので、日々観察をしてあげると良いでしょう!
例えば便秘や下痢が続いている…というときは、今一度消化〜排泄のプロセスがうまくいっているか立ち返る必要があります。
食べ物の消化・吸収・排泄のプロセスがスムーズに行えることで初めて、食事から私たちの体が作られ機能していくからです!
同様に便がコロコロして硬い場合や尿の色がとても濃い場合などは、水分の摂取量が不足しているという体からのサインですので、いつもよりコップ1〜2杯多めに水分をとる必要があります。
このように、私たちの身体の外に出る排泄物はそこから体調をはかることのできる大切な通知表のようなものです。
日々身体からのサインを観察しそれに沿って生活を改善しましょう!