試験前の食事

皆さんこんにちは!

アスリートフードマイスターの砂田真緒です。

2022年初めての更新となります。今年もどうぞ宜しくお願いいたします!

さて、お正月ムードもあけて受験シーズンが到来しました。

記事を読んでくださっている方の中にも、受験を控えているご家庭もいらっしゃるかもしれませんね。

そこで、今日はそんな受験シーズや学校の試験など、

試験前に役立つ食事の取り方をご紹介したいと思います!


【試験一週間前までの準備期間】


試験の準備も大詰め。

この時期は特に体調を崩してしまわないように

体の調子を整えることが大切ですね!

そんな一週間前までの準備期間の食事のポイントです。


体調優先!体に優しい食べ慣れたものを

大切な試験のシーズン。

何よりもまず優先したいのが、

食事が原因で体調を崩すことがないように気をつけることです。

この時期は心身ともに緊張状態にあることから、

いつもよりも食べ物の消化が困難な状態です。

生モノ・冷たいもの・食べ慣れないもの はできるだけ避けて、

いつも通りの食べ慣れた味が安心です。

頭と体の調子を整える! バランスの良い食事を意識。

試験に向けてコンディションを整え

できるだけ頭をクリアに働かせるには、

毎日のバランスの良い食事が大切!

ご飯やおかずと共に、

物繊維やビタミン・ミネラルの含まれる野菜を一緒に摂ることで、

血糖値が安定して眠気を防止し、集中力を保ちます。

サラダのような生野菜よりも火を通す調理法がベターです。

 
疲れた時は、おやつタイムも有効活用!

毎日心身が張り詰めるこの時期には、ホッと落ち着ける時間も必要ですよね。

脳が必要とする糖分を補えるフルーツをおやつに食べたり、

ホットミルクやココア、ノンカフェインのお茶などを

隙間時間に挟んでリラックス!

午後や夕方のおやつタイムは緊張をほぐすのにも効果的。

【試験前日の食事】

さて、いよいよ試験を翌日に控えた日。

出来るだけコンディションの良い状態で試験の日を迎えたいですよね。

そんな時はどのような食事が好ましいのでしょうか。

揚げ物は避けて。体への負担が少ない食事!

試験前には、源担ぎでカツ(勝つ)丼やカツカレー!といきたいところですが、

揚げ物を消化するために胃腸に血液が取られてしまい、

脳が十分に回らない可能性が…

ここは翌日に備え温存しておきましょう!

脂身の多い部位のお肉なども控えめにすると良いでしょう。

汁物を追加してホッと和らぐ心と体

シンプルな定食スタイルは栄養バランスが整いやすく、

消化もしやすいためおススメです。

なかでも、味噌汁やスープ・お鍋など汁物を追加してあげると

心や体がほっと安らぐだけでなく

緊張する心身への消化の負担も少なくなります。

“咀嚼“が脳のやる気スイッチ!よく噛んで食べよう。

先にお話たように、試験前はいつもよりデリケートな心と体の状態。

少しでも消化に負担をかけないために

“よく噛むこと“がとっても大切です。

さらにこの咀嚼によって

脳に血流が行き渡り、脳の働きを活発にするとも言われています。

一口をドロドロの液体状になるまでよく噛んでから飲み込むように

意識して食事をしましょう!

【試験当日の食事】

試験当日の日がやってきました。

きっと緊張もピークに達している頃ですね。

日頃の努力の成果を、食事が少しでも後押しできますように…

出来るだけ柔らかく・温かく!炭水化物中心の食事。

試験当日は食事も喉を通りにくいかもしれません。

消化に負担のかかりにくく、エネルギーを補給できる

炭水化物中心の温かく柔らかい食事がオススメです。

お粥や雑炊などの液状に近いもの、

柔らかめに炊いたご飯とお味噌汁、

野菜と一緒に煮込んだうどん、

などなどを選びましょう!

少量の具材も一緒にとって腹持ちUP!

できればお粥・雑炊・うどんなどの

炭水化物中心の食事の中に

少量の豆や緑黄色野菜、

鮭などの具材を混ぜ込んで食べると良いでしょう。

炭水化物単体で食べるよりも、具材を加えてあげることで

血糖値の上昇が緩やかになり、

脳の働きや腹持ちも持続します。

ただ、消化が優先ですので少量を火を通して食べる程度でOK!

試験開始の3時間前に食事を終わらせよう!

しっかりパフォーマンスを発揮するために、

消化し終える時間配分で食事を取ることが理想です。

3時間前までには食事を取り終え、その後直前に食べられるように

バナナ・カステラ・ゼリーなどの軽食を用意しておくと良いでしょう。

緊張してご飯を食べられなくても、

スープやゼリーなどの液状のものを持っていくと安心です。

このように、

試験前の食事と言っても

何か特別なものを用意する必要はありません。

ただ、いつも以上にデリケートな心身を理解して

消化に優しい食事を選ぶことで体調を崩すことを防ぎ、

パフォーマンスを十分に発揮できるようになります!

深く考えすぎず、食事は楽しんでリラックスして

摂るようにしていきましょう!

皆さんの努力の成果を存分に発揮できますよう、お祈りしています!

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